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2019-07-01 00:00:00
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企業の重役ともなると専属の運転手が付く場合もありますが、役員付運転手の仕事は単に運転が上手であればよいというものではありません。車内という限られた空間で役員と行動をともにし、直接コミュニケーションを取る仕事として高い能力が求められます。この記事では、役員付運転手を務めるうえで不可欠な2つの能力について解説します。

 

■1.正確にスケジュールを管理する能力

 

まず、役員付運転手に求められるのは、正確にスケジュールを管理する能力です。基本的に、役員付運転手の勤務時間は、役員のスケジュールに基づきます。そのため朝早いこともあれば夜遅くまで仕事があることも少なくありません。さらに、役員クラスともなると、1日に何度も移動が必要なことも多く、忙しい場合は分刻みでのスケジュールも想定されます。そのため、スケジュール表を作っている秘書などとも連携を取りながら、何時までにどこへ移動するかを正確に把握しておかねばなりません。

 

役員である以上、重要な会議や商談への遅刻は厳禁です。遅刻によって商談が不成立となった場合、結果として会社の経営に影響が出る恐れもあります。余裕を持って空港や新幹線の駅まで送り届けるためには、運転手自身が道に詳しく、さらにその日の渋滞状況なども綿密に調べておくことが大切になります。また、急な予定変更があれば、それに臨機応変に対応する柔軟さも必要です。役員は秘書には正確なスケジュール作成、そして運転手にはその遂行を求めています。役員の予定を基に自分の行動スケジュールを作り、正確に管理できる人でなければ務まらない仕事だといえます。

 

■2.役員クラスが求めるコミュニケーション力

 

次に、役員付運転手に欠かせないのは、役員クラスが求めるコミュニケーション力です。業務上、役員付運転手は車中で役員と2人だけになることが多くあります。その際には、ビジネスマナーをわきまえた上で、会社の経営層である役員と有効な会話ができなくてはなりません。会話を成り立たせるためには、会社が発表するニュースリリースには毎回目を通し、さらに新聞やテレビの報道番組などで世の中の動きを把握しておきましょう。

 

また、高い機密管理能力も必要です。役員クラスになると会社の経営に関わる機密事項や重要案件などの連絡が入ってくる場合も多いでしょう。移動中の車内でその件について電話で指示を出すといったシチュエーションも想定されます。その際、車の中で見聞きしたことについて秘密を厳守した上で、運転手自ら必要に応じて他の部署との連携をとる場合もあります。当然ながら、業務上知り得た情報を家族や友人に話すことも厳禁です。守秘義務を守り、確実に報連相できる能力が求められます。

 

■役員付運転手は秘書的な存在

 

もちろん役員付運転手を目指す上では、運転技能の高さが前提条件です。具体的には、安全で正確な運転技能が大切です。そして運転技能以外に加えて、秘書のような能力も求められます。たとえば、役員にできるだけ快適に過ごしてもらえるよう移動中の車内の環境整備には気を配りましょう。そのためには、役員の音楽の好み、暑がりか寒がりかなどについても知っておく必要があります。役員ともなると頻繁な海外出張などハードスケジュールが続く場合もあるため、ちょっとした体調の変化などにも気付く察しのよさも必要です。役員から要望があった場合は、迅速かつ的確に対応するように心がけましょう。

 

移動を安全かつスムーズに行えるように、運転手には車の維持管理も任されています。ガソリンの補充はもちろん、アラートランプが点灯していたり少しでもブレーキの効きが悪いと感じたりした場合は、すぐにディーラーで整備点検を受けましょう。役員付運転手はプロフェッショナルな能力を求められますが、その分やりがいのある仕事だといえるでしょう。役員に能力や人柄を信頼してもらえれば、専属として長く務めることも可能です。